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その後
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    叔父が亡くなり長く短い3日間が過ぎた。

    田舎町で生まれ育ったので土地土地の慣例がある。今回はいろんな事を感じ、またビックリした事が起きた。

    午前中には叔父の家に到着。
    布団の中で横たわる姿は、まるで寝ていて今にも起きだしそうなぐらいです。

    30年前の出来事を思い出しながら色々語りかけたら、返答が返ってるみたいで、涙がポロポロと落ちたけど、日頃から誰の世話にもならずにコロッと逝きたいんや…と、話していた通りだった。

    昼頃から自宅にはたくさんの方が弔問に訪れ枕元で言葉をかけられる。

    全く盆と正月が一緒にきたみたいに、遊びまわる叔父の孫達を私の膝の上に座らせて、皆さんが語る話しを聞きながら人徳だなーと感じていました。

    その横で喪主である息子と地元の葬儀屋が来てお通夜と告別式の段取り打ち合わせ、まもなくお寺のご住職が来られて亡き叔父の枕元では色んな準備が進んでいく。。


    夕方には納棺の時間となり、自宅には親族がみんな揃う中、納棺の準備が始まりる。

    叔父の胸元で硬く合わさった手を両手で包み込むように丁寧に時間をかけてさする。

    合わさった手をゆっくりと離すと、叔父の片手に自分の手を重ね合わせ、前後左右に関節を曲げながらまたほぐしていく。

    ほぐし終えた両手を胸元に戻し、白装束を広げ袖口に腕を通す。肩を持ち上げ硬直した体を丁寧に動かしながら、肩から首下とゆっくりと着させていくんです。

    叔父の体は旅立ちの準備が整い、その間ほんとに静寂の中に凛とした時間が流れて行く。

    さっきまで遊び回っていた孫達もその儀式を黙ってみつめたままです。。

    手足に手甲と脚絆の紐を孫達が集まり、それぞれ結び終えると、自分含む数人で叔父を棺桶に納め、そして最後に家族達で六文銭を首にかけ、杖、草鞋、笠を入れ数珠を合わせた両手にしっかりと掛けて旅立ちの準備が整う。

    この一連の流れは映画“おくりびと”そのものだった。

    葬儀はお通夜、翌日の告別式と滞りなく終えあっという間に時間が過ぎていく。

    告別式を終えると親族がバスに乗り火葬場に向かう。

    前日が友引ということもあり、火葬場には次々と人が出入りし、この一両日中にもたくさんの方が亡くなられたようだ。

    2時間近く経った頃、館内放送があり親族達が収骨室に集まる。

    扉が閉まり、収骨前の説明を親族が静粛に聞いているその時、、、

    まさに突然、、、

    私の真横にいた叔父さんがその場で意識を失い、まるでマネキンが前に倒れるように直立不動のまま倒れた。。

    その瞬間の動揺具合は半端なかった。

    収骨室に物凄い何かを叩きつける音が響く中、突然状況にパニックになり、その場にいた子供達も泣き出すわ、過過呼吸を起こすわで大変な事態になった。

    自分も只々ビックリしてその場では何も出来なかった。

    私の従兄弟の嫁さんが看護師をしていた事もあり、その場で応急処置、救急車への連絡ともうわけがわからん。。

    まもなく救急車が到着。
    収骨室に救急隊員がガサガサと入ってきて意識確認しながら担架で運びだされた…。

    もう、放心状態。…


    その後はもう動揺したまま、無事だったのだろうかとか、こんな事あり得るのか?とか、もう頭中は混乱したまま終えた。



    叔父さんもビックリしたやろなーと心の中で語りかけながら何とか帰路に着きました。



    そして、また何時もと同じ日々が始まる。


    いつ、どうなるかわからないなーと、そんな事を最近よく考えるようになりました。


    そして、

    またひとつ歳を増やした私です。



    | 播州男 | 08:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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