- 西新宿の親父の唄
- 2018.04.11 Wednesday | category:戯言
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1990年春、大学を卒業した。就職はしなかった。西新宿の不動産屋に飛び込み、部屋を探してみた。
高円寺 徒歩10分 6畳一間
トイレ風呂無し
家賃20,000…。
ここで行こうと決めたら敷金礼金が足りない。
当時川崎のゴム油脂工場でアルバイトして稼いだ金では足りなかった。春から夏までまた雇ってもらった。
なんとか貯めた金で同じアパートを見つけた。家賃は多少上がったが充分だった。
向かいは漫画家のかずちゃん。
上は司法書士目指すいわいくん。
隣はとごうさん。
楽器を販売しているおにーさん。
俺はミュージシャンになりたくて、時間があれば歌を創り、新宿の路上でライブしたり、江古田のライブハウス、マーキーで歌っていた。
売れないわけよ。だって客3人だもん。
今の嫁さんがその1人だけどね(笑)
あれから30年。
ネクタイ締めて白髪混じりの俺。
眼は腐ってねーよ。
やるなら今しかねぇー、
やるなら今しかねぇー、
♫西新宿の親父の唄
長渕剛 - | 播州男 | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |